ルートインBCリーグでは、シーズン中においては、選手が野球だけに集中できるシステムを実現しています。選手は、シーズン期間中であれば、プレーに専念し、他の事に時間を取られることはありません。シーズン期間外でも、合同自主トレなどが積極的に行われ、次シーズンに備えることができます。
選手の強化育成の目的から、ルートインBCリーグでは、公式戦をはじめ多くの試合日程を組んでいます。NPBとの交流試合、所属地区の公式戦、各種交流試合を含めた年間試合数は全球団で400試合を越えます。練習で鍛え、試合で学ぶ。シーズンを通して圧倒的な試合数で選手は大きく成長します。
所属する球団の監督やコーチ、トレーナーなどは実績のあるプロフェッショナルばかりです。NPBでの選手経験、コーチ経験を通じて、NPBプレーヤーになるために必要なこと、レベルの高い野球を実現する術を教わることができ、実践的なアドバイスをもとに選手の強化が図られています。
12球団をFUTURE-East(福島、茨城、栃木、埼玉、神奈川、群馬)とADVANCE-West(新潟、信濃、富山、石川、福井、滋賀)に分け、2地区制とします。
公式戦日程を前期(東地区34試合、西地区36試合)と後期(東地区36試合、西地区34試合)に分け、前後期制にて公式戦を実施します。
全5戦とし、3戦先勝したチームの優勝とする。
3/14~4/14 | 10万円固定支給 |
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4/15~9/13 | 5タームに分割して1ターム毎に10~40万円を実績に応じて支給 |
シーズン終了~プレーオフ終了 | 期間及び実績に応じて支給 |
プレーオフ終了~キャンプイン |
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球団社長、監督、コーチからの話を聞いて、選手としての心構えを身に付けます。
また、リーグ主催、球団主催の様々な講習を通して、一社会人としての知識、力を身に付けます。
優勝、独立リーグ日本一を目指して、古町神明宮・愛宕神社で必勝祈願を行います。
チームの練習拠点である長岡市は、3月中は積雪が残っている年が多いため、キャンプ期間中はHARD OFF ECOスタジアム新潟で練習をしています。この期間に数試合のオープン戦と練習試合を積みながら、開幕に向けて準備をしていきます。開幕戦まで1ヵ月弱というわずかな準備期間となりますので、1日1日が勝負です。
キャンプインから程なくしてシーズン開幕を迎えます。公式戦日程は、前期が4月上旬~6月中旬までの間で36試合、後期は6月下旬~9月中旬の間で34試合、合計で70試合が組まれており、概ね2日に1試合のペースでシーズンを戦います。全70試合のうち、2試合、また公式戦以外でも交流戦としてNPBファーム・三軍との試合もあり、NPB球団との対戦経験を積めるのはBCリーグの特徴です。
開幕後からの練習は、チームの拠点である長岡市内の越路運動公園野球場と長岡リトルシニア七日市室内練習場【西澤材木店様倉庫】において実施させていただいています。
公式戦のチームの勝敗によって、出場権を得られた場合にはプレーオフ(CS)に進出します。
新潟は過去に、2008~2015年シーズンに8季連続でプレーオフに進出しましたが、2015年を境に、4年連続で進出を逃しています。
シーズン終了後、希望する選手が集まり、監督・コーチの指導の下で秋季練習を行います。
BCリーグ12球団でドラフト候補とされる選手を中心に選抜チームを作り、NPBファーム・三軍との交流戦を数試合行います。NPBドラフト会議で指名していただくためにアピールできる貴重なチャンスです。
運命のドラフト会議です。
次のシーズンからのさらなる飛躍を果たすために大切なオフシーズンに入ります。選手はアルバイトをしながら自主トレに励みます。
新潟県内出身の選手や、長岡市に残り自主トレを積むことを希望する選手は、主に長岡市で就業しながら自主トレを行います。ユニフォームスポンサーであるコメリ様をはじめとするスポンサー企業様のご協力の下、就業させていただいています。
BCリーグは「上」を目指すためのリーグですが、一方でそれを諦めるためのリーグでもあります。一社会として、一般企業での就業を通して多くの学びを得ながら人間的に成長し、それを野球に活かしていくことも大切です。
あたたかいご声援を送り続けてくれたサポーターの皆様に1年の感謝の気持ちを伝える1日です。